自分自身の成長の為にもアピールする場を作ることが大切
掲載号:2021年秋冬Vol.17[東京版]

- 株式会社 タカラトミーアーツ / 商品企画・開発
- 東京造形大学 造形学部 デザイン学科 インダストリアルデザイン専攻領域 卒業
- 田邉 愛海さん
- 勤務先ホームページ:https://www.takaratomy-arts.co.jp/
- 工房を思う存分に使って自主制作
- 元々デザイン分野の高校に在学していたこともあり「絵やデザインが好きなので美術大学に行きたい」と思っていました。その中でパンフレットを見て、私が学びたいことがそろっている環境に魅力を感じ、東京造形大学を進学先に選びました。在学中私が授業以外で最も力を入れて取り組んだことは自主制作です。作品を作るために工房にこもって作業し、大学の芸術祭や外部のイベントに出展していました。中でも友達とサークルでアクセサリーを販売したことが印象に残っています。そのための展示台や設備・看板に至るまで全て自分たちの手作りでした。大学に遅くまで残って作業をしたこともあり、特に力を注いだ出来事でした。
- 楽しいもの・面白いものが作りたい
- 小学校の頃から工作や手芸が大好きで趣味でした。モノに限らず皆が笑ってくれたり、面白いものが作れる仕事に就けたらいいな、とずっと考えていました。大学在学中に美術やプログラミング塾のアルバイトをしていたことから、子供たちに関わる玩具や雑貨の仕事も楽しいのかなと思い始めました。そこで自分自身で業界を沢山調べて現在の勤務先にエントリ―しました。現職に就けたことは、とても幸運なことだと思っています。
- 自分のアイディアがいずれ商品に
- 現在私はカプセルトイ、いわゆるガチャの立案から開発までを一貫して担当しています。版権キャラクターの場合は、企画立案⇒版権元への問い合わせ⇒試作⇒量産して発売、という流れで工程が進みます。仕事を通じて好きなアニメやキャラクターの最新情報を知ることが出来るのは凄いことだと思いますし、とてもワクワクして楽しいです。また、自分が発案したことをプロの原型師に作ってもらい形になって、それが店頭に並ぶのを目にできる夢のある仕事です。カプセルトイは旬が命なので、多くは開発・企画から半年くらいで世に出ます。ミスが起きないようにスケジュール管理にはとても気を配っています。
- 好奇心とモノづくりの知識が強力な武器になる
- SNSなどでガチャを作ってみたいという方の投稿を多く見かけます。私自身もそうですが、この仕事は流行モノが好きだったり、話題性に乗れる人、好奇心旺盛な人に向いていると思います。もし企画やデザインの仕事を考えているのなら、美大に進学するのも一つの手だと思います。私がしている開発の仕事では製造や設計・生産の知識もあるとスムーズに仕事が進むので、とても強力な武器になると思います。
- 自分の好きなことをアピールする努力を!
- 自分のやりたいことや好きなことを伸ばすと強みになると私は思っています。そしてそれをアピールすることが最も重要です。今の時代は自分から発信できる場所が沢山あり、そこに思わぬチャンスが眠っている場合もあります。外部の方に見てもらえることでフィードバックがあり、それが自分自身の成長にもつながっていくのではないかと思います。



















