患者さんの生活に必要な練習を行いスムーズな自宅復帰を支援する
掲載号:2019年秋冬Vol.13[東京版]

- 竹川病院 / 作業療法士
- 首都大学東京 健康福祉学部作業療法学科 卒業
- 副島 和実 さん
- 勤務先ホームページ:http://www.takekawa.gr.jp/
- 大学で得たかけがえのない仲間
- 高校生の時は身体を動かすことや外に行くことが好きで、あまり勉強好きではありませんでした。そんな私が、大学入学後はがらりと変わりました。理由は、私を取り巻く友人たちがすべて入れ替わったからです。その後4年間ともに勉強し、つらい実習を乗り越え、かけがえのない仲間となりました。
- スムーズな自宅復帰を支える仕事
- 病気やけがで体を動かしづらい患者さんが、退院して自宅に帰った時、元の生活に戻れる練習を行います。例えば重度の方ならトイレに行くことや座ること、食事をとることなど。軽度の方では料理を作るなどです。どれも自分一人でやれるようになることが重要なので、自信をつけてもらうのを主眼に、あまり手出し口出ししないよう心掛けています。
- 高齢者へのあこがれから
- 私が生まれたときに祖父母はすでに亡くなっていました。そのせいか逆にお年寄りにあこがれ、高齢者に関わる仕事をしたいと思ったのです。高校では理系クラスに在籍していたので医療系の仕事を調べ、理学療法士、作業療法士、介護福祉士などがあることを知りました。その中で作業療法士がいちばん向いているのではないかと思い、決めました。
- 人と話すのが好きな人向き
- 人とたくさん関わる仕事なので、人と話すのが好きで、話すことを楽しめるといいですね。と同時に忍耐強さも必要です。患者さんはこれまでできたことができなくなってつらい状況にあり、その矛先がこちらに向かうこともあるからです。けれど、さほど私に忍耐力があったわけではありません。きっとこの仕事をしているうちに培われてきたのだと思います。現在持っていないから「自分は向いてない」と諦めるのでなく、これからいくらでも変われることを信じて進んで行ってください。
- 理系科目は大事!
- 理系科目はどれもよく勉強してください。大学では基礎専門科目で筋肉や骨のこと、生理学などを学習します。生物・化学などに興味があれば、大学での勉学をおおいに楽しめること間違いなしです。

自宅復帰して料理ができるよう、カレーづくりを見守る。

作業療法士は患者さんの人生に関わる仕事です。



















