愛されるクルマを生み出すために機能性とデザインの調和を追求
掲載号:2019年春夏Vol.12[東京版]

- 日産自動車株式会社 / 自動車外装設計
- 青山学院大学 理工学部機械創造工学科 卒業
- 福島 亜由美さん
- 勤務先ホームページ:http://www.nissan.co.jp/
- 外装計画・設計グループに所属
- Q. どんな仕事をしていますか?新型車の機能や装備、デザインに関する企画やコンセプトは、開発部門で様々な過程を経て具現化していきます。私は開発部門においてインフィニティという海外向け高級ブランドで販売する車やGT-Rのような高性能車の外装計画・設計を担当するグループに所属して、デザインを形にする仕事をしています。
- デザインイメージを具現化する
- Q. 具体的な仕事の流れは?カーデザイナーが描いたイメージをもとに、機能性や安全性を達成できるクルマの製造を目指し、3D-CADなどで外装の設計図を作って、デザインを具現化します。試作車の確認、実験の立ち会いなど、仕事の幅が広いので、国内や海外への出張も頻繁にあります。「スカイライン」や「GT-R」、「フェアレディZ」など、自分の手がけたクルマが公道を走っているのを見ると、感無量ですね。
- 体験を通して学ぶ「モノづくり」
- Q. 青山学院大学理工学部の授業とは?オープンキャンパスで、華やかで明るい学生たちや充実した環境に魅力を感じたのが、志望の決め手です。機械創造工学科では、機械技術の理論を実験や体験を通して学ぶことに重点が置かれ、「モノづくり」に必要な分析力や統合力を基礎から身につけられるカリキュラムが揃っていました。
- デザインと製造の間を取り持つ
- Q. 外装設計を志望した理由。就活の際、自分が勉強してきた理系分野のほか、以前から興味のあった服飾・デザイン分野にも関連する仕事がしたいと思いました。そこで挙がった第一候補が、クルマをデザインする人と製造する人、両者の橋渡しをする現在の仕事です。大学4年次には材料工学系の研究室に入り、自動車業界や外装設計への理解を深めました。日産を志望したのは、グローバルで風通しがよく、自主性を尊重する社風に惹かれたからです。
- 自由な発想と好奇心をもとう
- Q. 高校生へメッセージをお願いします一台のクルマがお客様に届くには、わたしたち開発部門のほか、車体の製造や部品の供給、営業、販売など、多くの時間と人の力が必要です。だからこそ、開発工程には、大きな責任が伴います。愛されるクルマを生み出すには、固定概念にしばられない、自由な発想と好奇心が大切だと思います。

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