海外の金融ビジネスに触れながら国際感覚に優れたビジネスパーソンへ
掲載号:2018年秋Vol.11[東京版]

- 三菱UFJ銀行 ニューヨーク支店 / Sales Division Operation Coordinator
- 国際基督教大学(ICU) 教養学部卒業
- 塩井 麻里さん
- 勤務先ホームページ:www.bk.mufg.jp/
- 米国の金融最前線で仕事中
- Q. 米国の銀行では、どんなお仕事を?銀行の海外支店で、対日系企業を担当する営業職をしています。私は主担当の補佐役となる副担当として、総合商社、重工業系、金融系の企業にローン、トランザクションバンキングなどを提案しています。現在入行して7年目で、NYに赴任して8ヵ月が経過しました。日本と米国では、ビジネスの方法も考え方もだいぶ違いますね。基本的に、お客様に対して精いっぱい努力し、プロダクトを成立させるというバンカーとしての使命は変わりません。ただ、米国の場合はスピードが速く、個々の主張が強いのが特徴です。
- 企業の成長と発展を支援したい
- Q. この仕事を目指した理由は?銀行では、企業にお金を貸して、その企業のビジネスの発展に立ち会うダイナミズムが味わえます。大学で就職活動をしているとき、「お客様のビジネス成長とともに、自行も成長することができる」という仕組みに強く惹かれました。海外を志望したのは、父の仕事環境の影響で外国の方との交流や国際的なビジネス環境に抵抗がなかったから。幼少から英語にも触れられ、大学で本格的に勉強できたことも理由のひとつです。
- 自らの手で物事を動かす醍醐味
- Q. 高校時代、大学時代に学んだことで、仕事に役立っていることは?高校時代から、経済活動のダイナミズムを感じられる職に就きたいと考えていました。同時に、様々なビジネスに関わる現場にいたいとも考えていました。自分たちの手でルールなどを決めて何かを動かすという意欲に満ちていたので、高校3年間は体育祭実行委員会に所属していたんです。大勢の生徒が動く体育祭をいかにスムーズに、意義を感じられるものにしていくか。そこが計画に沿ってビジネスを動かすという現在の土壌になっていると思います。大学に入学してからは、法学と経済学をダブルメジャーで学びました。国際基督教大学(ICU)は社会的な問題提起をしながら学問を深掘りしていく講義が多く、健全な懐疑心を持って物事に向き合えるようになりました。問題の本質を見極める思考力も身につきましたね。
- 失敗や挫折を恐れないで!
- Q. 高校生へメッセージをお願いします。勉強、部活……何でも自分が興味を持てることを大切にしてください。もしも失敗したり、挫折するようなことがあっても、それは将来必ず役立つ経験になります。私も不完全燃焼だった部分を、今にぶつけていますから。

海外で仕事をするとき、英語力が高ければ高いほど、早く周囲に溶け込めると語る塩井さん

大学では、クリティカル・シンキングを身に着けたという塩井さん。健全な懐疑心が大事だと語る




















