「技術で日本を良くしたい」 持ち続けた夢を公務で実現

掲載号:2017年春Vol.8[東京版]
  • 総務省 情報流通行政局 地域通信振興課 総務事務官 / 国家公務員 総合職
  • 北海道大学 工学部 / 一橋大学 国際・公共政策大学院 卒業
  • 古田 直樹さん
  • 勤務先ホームページhttp://www.soumu.go.jp/
  • 実力と大役とのギャップ
  • Q. 高校時代に悩んだことは?
    高2の、サッカー部の副部長に任命されたのですが、自分より上手い同期がたくさんいました。実力以上の大役に『自分でいいのか?』と悩みながらも、自分の役割を考え、奮闘した経験は今でも私の糧になっています。
  • 技術で社会を変えるために
  • 『世の中を技術の力で変えたい』と思い、工学部に進学しました。中でも『情報通信』は、これからの社会を大きく変える可能性があると感じ、情報エレクトロニクス学科を選択しました。大学時代は学部の枠を越えて様々な価値観をもった仲間に出会えました。多様な価値観に触れることで、自分が将来何をしたいのか改めて考えることができました。
    Q. 大学では何を研究しましたか?
    無線通信の研究です。航空機内でWi-Fiサービスを行いたいという要望があったので、Wi-Fi電波が機器や人体に影響がないかを、スーパーコンピュータを用いてシミュレーションする研究をしました。一方、研究を進める中で、『日本の高い技術力が社会で十分に活用されていないのでは?』と感じるようになりました。『技術』と『市場』を結びつけるためには、技術的視点だけではなく、経済・制度的視点からのアプローチが必要だと考え、工学から経済や制度を学ぶ大学院へ進学しました。
  • 情報通信の利活用で国民の生活を便利にしていく
  • Q. 現在のお仕事について教えてください。
    総務省は、情報通信、放送や郵政行政のほか、国の基本的な行政制度の管理・運営、地方自治の確立や消防防災など、国民生活の基盤に関わる行政機能を担う省です。その中で私は情報通信行政を担当し、地域通信の振興を行っています。例えば、ある地域で上手く機能している情報通信の利活用方法を他の地域にも導入できるよう補助金など様々な政策ツールを使って支援するのが現在の仕事です。
  • 自分の業務が国民生活を支えていると実感できる
  • Q. お仕事の“やりがい”はどういうところにありますか?
    ある村に補助金を出して通信環境を整えたことがありました。その村は災害が多く、村民の皆さんも避難を余儀なくされることがたびたびあったとのこと。先日、そこを訪れて皆さんと話をしたら、『通信環境が整ってからは、避難時でも仕事場にいる家族と連絡がとれて安心できるようになった』と言われました。このように自分の業務が国民生活を支えていると実感できるのがこの仕事の“やりがい”です。
  • 夢をあきらめずに前進すれば、きっと実現します
  • Q. 憧れの職業を目指す高校生へメッセージをお願いします。
    夢を絶対に忘れないでほしいです。私も『本当に国家公務員になれるのか?』と不安を抱いた時期もありましたが、『国家公務員になって日本の未来を良くしたい』と強く思い続けたからこそ、いま総務省職員としてここにいます。たとえ、困難な壁にぶつかったとしても、自分の大志を忘れずに、あきらめないで夢に向かって頑張っていきましょう!

  • アメリカ訪問プログラムを通して日米交流の架け橋になる

    米国大使館 / 広報・文化交流
    上智大学 文学部新聞学科卒業
    廣江 未希さん

  • 患者様に安全な薬を届けるため、新薬開発の「治験」をモニタリング

    シミック株式会社 / 臨床開発モニター(CRA)
    東京薬科大学 生命科学部 卒業
    山崎 秀斗さん

  • 人の役に立ちたいという思いがつなげた自衛官への道

    陸上自衛隊 朝霞駐屯地 / 第1後方支援連隊 第1整備大隊施設整備隊
    帝京大学 法学部 法律学科 卒業
    佐々木 亮太さん