自動車エンジンの燃焼解析システム開発に携わり、忙しくも充実した毎日
掲載号:2015年春Vol.4[東京版]

- 株式会社小野測器 / ソフト開発エンジニア
- 東京電機大学大学院未来科学研究科 卒業
- 三宅 雅俊さん
- 勤務先ホームページ:http://www.onosokki.co.jp/
- モノづくりに関われる工学系を幅広く学びたい
- Q. 学生時代のことを教えてください。子供のころから、理系の科目全般に興味がありました。高校では生物部に所属し、水生昆虫の生息分布を調査したり、珍しい虫を飼育したり、鶏肉のレバーからDNAを抽出するなど、様々なことにチャレンジしました。Q. 進学先を選んだきっかけを教えてください。高校卒業後は、理系分野のなかでもモノづくりに関われる工学系を幅広く学びたいと思っていました。そこで、制御、情報、電気電子、機械と、4つの工学分野を学ぶことができる東京電機大学の未来科学部ロボット・メカトロニクス学科に進学しました。
- 相手に分かりやすく伝えることの難しさや大切さを実感
- Q.大学時代のことを教えてください。1年次から、数多くの実験を通し、機械加工やプログラミング、制御などを習得していくという好奇心が刺激されるカリキュラムがそろっていました。4年次から在籍した研究室では、ネットワークを介したロボット制御の理論研究に取り組みました。ロボットにかかる力を遠隔地で再現し、操作性を向上して安定させるというテーマです。自分の研究をさらに深く追求したいと考え、大学院にも進みました。当時わたしは、学内でアルバイトとして留学生のチューター(※)をしていたのですが、相手に分かりやすく伝えることの難しさや大切さを実感しました。この貴重な経験は、現在の仕事にも活きていると思います。 ※チューター:留学生が充実した勉学や研究をおこなえるよう、個別に指導・助言をおこなって学生生活をサポートする指導員のこと
- いずれは自分一人でお客様に機能や製品を提案できるようになりたい
- Q. 仕事について教えてください。大学院卒業後は、計測器メーカーの小野測器に入社しました。現在わたしが行っている仕事は、自動車メーカーが使用するエンジンの燃焼解析システムの開発です。このシステムを使うことで、自動車エンジンの燃費の効率化や排気の改善などに役立ちます。Q. 仕事のやりがいを教えてください。弊社がシステム開発に携わったエンジンが、実際の自動車に使われているとやっぱりうれしいですね。この仕事を通して、社会貢献の一端を担っているという実感もあります。現在は、まだ先輩の指導のもとで開発をしていますが、いずれは自分一人でお客様に機能や製品を提案できるようになりたいです。そのためにも、高い技術力を身に付けるべく日々の仕事に取り組んでいます。
- 多くの人と連携しながら、よりクオリティーの高いものを作り上げていく仕事
- Q. なるためには特に資格は必要ありませんが、大学や大学院で、制御や情報など、工学系の専門技術を学んでおくと仕事に役立ちます。システム開発は、パソコンと向き合うだけでなく、多くの人と連携しながら、よりクオリティーの高いものを作り上げていく仕事です。自分の専門外のことにも臨機応変に関われる柔軟性や、コミュニケーション能力が仕事をする上で必要ですよ。
- 専門技術を学ぶ環境がきちんとそろっている
- Q. 最後に、高校生へメッセージをお願いします。理工系大学の良さは、総合大学にくらべて、研究のための施設・設備や多彩な教授陣など、専門技術を学ぶ環境がきちんとそろっているところです。工業系のモノづくりに興味がある人は、理工系大学に進学することをおすすめします。



















