大切な命を預かる新生児治療室で小さな赤ちゃんのケアにあたります
掲載号:2018年秋Vol.11[東京版]

- 杏林大学医学部付属病院 / 看護師(新生児集中治療室)
- 杏林大学 保健学部看護学科卒業
- 上羽 侑さん
- 勤務先ホームページ:http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/
- 24時間体制で赤ちゃんをケア
- Q. どんな仕事をしていますか?新生児集中治療室(NICU)に勤務しています。NICUでは、予定日より早く生まれた赤ちゃんや、病気をもつ赤ちゃんなど、命を守り育むために医療や看護が必要な赤ちゃんたちが入院しています。元気に退院できるように、24時間体制で医師やほかの職種と協力してケアしています。
- 赤ちゃんと家族をつなぐ役目
- Q. 仕事で心がけていることは?早く生まれた赤ちゃんが、お母さんの胎内にいるように安心で快適な環境を作ってあげること、赤ちゃんの出すサインに気づけるようにしっかり看ることを心がけています。また、赤ちゃんの入院で、家族もさまざまな辛い経験をしています。赤ちゃんと家族がその絆を深めていけるように、家族への精神的支援や育児支援を大切にしています。こういったことを大切にして支援していくなかで、新人のころ、1,000gに満たなかった赤ちゃんが3か月後に無事に退院したときは、うれしくてお母さんと一緒に泣いてしまいました。
- 幅広い技術や資格が取得できる
- Q. 杏林大学を志望した理由は?高校時代、養護教諭に興味をもったことがきっかけで、医療を通じて子どもたちをサポートしたいと考えました。それで、看護師をはじめ、保健師や助産師など、幅広い分野で活躍できるカリキュラムが整っている杏林大学を志望しました。卒業時に国家試験を受け、私は看護師と保健師の免許を取得しています。
- 看護学実習でお産に立ち会う
- Q. 印象に残った授業は?3年次の看護学実習です。7〜8人のグループで部署等に配置され、小児、母性、成人、高齢者などを対象とした実習を行います。母性看護学実習ではお産に立ち会い、生命の誕生に感動したことが、現在の部署を希望するきっかけになりました。
- 人としっかり向き合うこと
- Q. 高校生へのメッセージを。この仕事に向いているのは、責任感があり、人としっかり向き合うことのできる人です。医療分野に興味がある人は、大学のオープンキャンパスに足を運んでみましょう。将来の自分がきっと見えてくると思います。

「お世話になった先生」 杏林大学保健学部 吉野純教授 小児看護学
「学生一人ひとりの性格や個性を踏まえた吉野先生のアドバイスは、今も仕事の上で役立っています」(上羽さん)

「赤ちゃんのもっている生命力に、日々驚かされています」と語る、上羽さん。



















