文系でも理系でも、 大事なのは会社に入ってからの努力
掲載号:2017年春Vol.8[東京版]

- ファイザー株式会社 / メディカルグラントマネージメント
- 慶應義塾大学 文学部 人間関係学 卒業
- 神名 明寛さん
- 勤務先ホームページ:http://www.pfizer.com/
- 大学選びは「自分のやりたいこと」で決めた神名さん
- 高校時代に心理学に興味を持ったんです。慶應の文学部では心理学が学べること、やはりネームバリューがあるので就職にも有利だろうと考え、目指すことを決めました。でも、最初の受験では落ちてしまったんです。今までに感じたことのない挫折感を味わいました。でも、ほかの大学ではなく浪人してでも入りたいと思い、一年間、本当にたくさん勉強をして、翌年入学しました。
- 学業も友人も、充実した大学生活
- 心理学と社会学を合わせた社会心理学を学びました。ゼミでは異文化間コミュニケーションを選択し、日本人とほかの文化を持った人が交流するときにどんな心理的な働きが起こるのかを研究していました。もちろん勉強だけではなく、テニス部の友だちとの出会いにも恵まれ、いろいろな経験をしましたよ。
- 就職の決め手は「もの作り」
- 就活で仕事について考えたとき、どんな仕事も『ものを作って売る』というのが基本にあると思ったんです。どうせならいいものを売る会社にしたい、と当時世界で一番売れていたコレステロールの薬を販売していた製薬会社に就職しました。入社後1年半で今の会社と合併しました。
- 入社後は薬の知識を勉強する毎日
- 医療用医薬品の営業職を選びました。製薬会社の営業職はMRと呼ばれ、試験に合格しないといけません。基本的な薬や医療の知識があることを証明する資格です。これがないと、薬の情報提供をすることができないんです。高校時代から文系だったので勉強は大変でした。入社して半年は資格取得のための勉強の毎日でしたね。でも営業として大変なのは理系の人でも同じです。知識はあとから埋められますが問題は営業スキルなんです。
Q. 営業職につくために大事なこととは?自分を売り込んで、相手との信頼関係を築くことが大事だと思います。その次に製品の情報提供が始まります。相手の立場や状況など、その場の空気を読み取って対応できる人、相手の話をちゃんと聞ける人が向いていると思います。
- 現在は医療担当者の学会などをサポート
- 今の部署には2009年からいます。医師、薬剤師など医療担当者が行う学会やセミナー、研究会など、知識を学ぶ場をサポートする部署です。サポートした医療関係者から感謝の言葉をもらったときや、アメリカで使用しているシステムを日本に導入して実行し、成功したときはやりがいを感じます。海外のシステムを日本で導入するためには、日本の薬機法などの関連法規と照らし合わせて問題がないかどうかの判断もしなければなりません。そのために、コンプライアンスオフィサーの資格も取りました。外資系企業なので上司はニューヨークにいます。毎月のレポートやテレビ会議なども英語で行うことが多いので、高校生のうちから英語力を身に付けておくことは大事だと思います。




















