多くの人が幸せになるものづくりが夢
掲載号:2016年秋Vol.7[東京版]

- 株式会社本田技術研究所 / ディーゼルエンジン開発
- 東京電機大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 卒業
- 美浦 彩さん
- 勤務先ホームページ:http://www.honda.co.jp/RandD/
- 真っ黒に日焼けしていた、清瀬高校時代
- 朝から晩までソフトボール部中心の毎日です。わたしはファーストで5番。真っ黒に日焼けし、髪の毛も短かったので、まるで男の子のようでしたね。高3の8月、最後の大会まで出場したのですが、そのまま浪人生活に入ってしまうと、後輩たちのよいモデルになれないと考えて奮起し、受験勉強に打ち込みました。
- 東京電機大学の機械工学科に進学
- 実は高2までは文系だったのですが、小さいころからものづくりに興味があったので、大学選びを視野に入れて、高3から理系に転向しました。大学選びのポイントは、自分の知りたいことを奥深く学べるかどうか。理工系の単科大学ならば、実習やワークショップも充実していて、幅広い技術と知識を得られると考え、東京電機大学を選びました。
一人乗りのクルマ製作に没頭し、ロボコンにもエントリー大学時代は学生が主体となるものづくりに没頭しました。水素で走る燃料電池自動車や、低燃費・低CO2の一人乗りのクルマを自分たちで製作して大会に出場し、NHK大学ロボット・コンテストにもエントリーしました。自分の頭と手を動かして、機械いじりに明け暮れた4年間でしたね。大学卒業後は、さらに専門的な研究がしたいと考え、大学院に進学しました。
- 現職を選んだきっかけ
- 大学時代にクルマづくりに夢中になり、試行錯誤を重ねるうちに、電気や機械などあらゆる分野の最新技術が凝縮した自動車の魅力にとりつかれていきました。そこで自動車メーカーへの就職を希望しました。
ディーゼルエンジンの開発を担当2014年4月に本田技術研究所に入社し、ディーゼルエンジンの開発を担当しています。おもな仕事内容は、性能の向上や排ガス規制といった、さまざまな問題を解決するための制御をエンジンに組み込んだり、その制御に合わせた設定をすることです。
- 試行錯誤するのも楽しい毎日
- クルマのエンジン開発は、長いスパンを必要とします。わたしはまだ開発に携わって日が浅いので、自分の手がけたディーゼルエンジンが市場に出るのは、まだまだ先の話です。実践重視の職場なので、日々いろいろな課題や難問にぶつかることも多いのですが、自分で試行錯誤しながら解決していくことは、とても楽しいですね。自由で明るい雰囲気の職場なので、先輩や上司とも仲がよく、仕事がしやすい環境です。
- 「なぜ?」を考えることが好きな人に向いています
- この仕事は、“どうして?”や“なぜ?”を考えるのが好きな人、変化を楽しめる人に向いていると思います。自動車メーカーでものづくりをするために、必要な資格やスキルはありません。クルマづくりといっても、機械・電気・情報・化学など、さまざまな知識を必要とする分野があります。まずは自分自身がものを作るときに、気になる分野から掘り下げてみるのがおすすめです。



















