その先のよりよい未来を描いて、明確な答えのないものを考え抜く
掲載号:2022年秋冬号

- 大日本印刷株式会社
- 国際基督教大学(ICU)教養学部 アーツ・サイエンス学科( メジャー:開発学、経営学) 卒業
- 秋山 咲
- 勤務先ホームページ:https://www.dnp.co.jp/index.html
- 試行錯誤しながら自分を高めた学生時代
- 海外で生活していたこともあり、グローバルに活躍するための教育が受けられる大学に進みたいと思っていましたが、何を専攻したいのかが不明確でした。留学先の単位も認められる制度と入学後に専攻を決めることができる制度に魅力を感じ、ICUに入学しました。
- 自分の軸を持って動いていた就職活動期
- 就職活動では、海外に拠点を持っていて海外事業に取り組んでいる会社という点と、企業様相手に仕事ができる会社という点に軸を置いていました。大学で学ぶ中で、やはり海外との繋がりの深い仕事に就きたいという思いが強くなりました。大日本印刷は世界トップレベルのシェアを持つ様々な製品やサービスを提供しており、希望とマッチしていました。現在の仕事は、ディスプレイ関連事業における既存ビジネスの拡大や新規ビジネスの検討に携わっています。問題点やマーケティングデータなどから、手掛ける事業や市場が今後どのように変わっていくかを予測し、その根拠やその材料を準備します。明確な答えはなく、常に考え続けてアウトプットの質を向上させていくので、自身の取組みがチームの判断材料になっていると感じたときは一安心します。これも、在学中に培った、広く深く様々な視点で物事を見る力が活かせていると思います。
- 社会に出る準備は勉学だけではない
- 私は大学で経営学を学び、マーケティング手法などの知見があったため、それが仕事に役立ったと思うこともありました。しかし、それは入社後に本などで自分の力でも勉強することができます。私が学生のうちに身に付けておく方がよいと思うことは、コミュケーション力と優先順位をつける力です。学生のうちは自分に近しい人との関わりが多いため、年の離れた方など多様な人とのコミュニケーションに慣れておくと社会に出たときの助けになります。また、日常的な課題などを通して、優先順位の付け方や重要度や緊急度合いの図り方などを意識して取り組むのも、仕事に生かせるトレーニングになるのでお勧めです。
- 目標実現のために身に付けた力は自分を助ける
- 今目標にしていることは、大学や社会に出たことで変わるかもしれません。ICUもそうですが、大学ではそのような時でもサポートしてくれる体制があります。しかし、体制に甘えて、その場しのぎで過ごすだけでは、壁にぶつかったときにどのように解決したらよいかわからなくなってしまいます。そんな時でも突破できる力を身に付けるために、やりたいことをみつけ、目標設定をし、実現のために努力をしていく、そのプロセスを経験しておくことが重要です。その努力の中で悩んで導き出したことは、どの進路に進んでも無駄になりません。まずは、勉強や部活など目の前にあることに向き合い、そこで“努力の方法”を学ぶことが、未来に繋がると思います。

様々な視点からの資料を集め、起こり得る可能性を検討し考察している。



















