多彩な人と協働し、型にはまらない自由な設計を目指す
掲載号:2019年春夏Vol.12[東京版]

- 大和ハウス工業株式会社 / 建築士
- 早稲田大学 理工学部建築学科卒業(現:創造理工学部)卒業
- 羽毛田 真也さん
- 勤務先ホームページ:https://www.daiwahouse.co.jp/
- 幅広い一般建築の設計
- Q. どんな仕事をしていますか?オフィスや研究所、店舗、共同住宅から工場倉庫まで幅広い建築物の設計を行います。お客様との打ち合わせのなかで建築部材の選定や間取りを決め、CADを使って設計図面を作成します。今は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会も見据えた「まちづくり」の真っ最中。私は社内のほかの建築士をはじめ、多彩な専門職の方々と協働し、ホテルや飲食店を併設した大型複合施設の設計に携わっています。現場に常駐しながら充実した毎日を送っています。
- 仕事に必要なのは想像力
- Q. 設計の仕事で重要なことは?知識だけでなく想像力が大切な仕事だと思います。設計図面はCADを使った二次元で行いますが、それを頭の中で三次元として考えなければいけないのが難しい。ただ、弊社は若手のころからトータルに物件を担当させてもらえる恵まれた環境です。仕事が細分化されない分、責任のウェイトも大きいですが、先輩社員のアドバイスを仰ぎながら設計の「感覚」が養われていくと思います。
- 自分の表現方法や感性を磨ける
- Q. 早稲田大学を志望した理由は?高校時代から美術と理数系の科目が得意でした。街で歴史的に価値のある建物を観るのも好きだったので、建築学科に興味をもったのは自然な流れだったのかもしれません。早稲田大学の建築学科は入試に空間表現(デッサン)が課されるんです。美大でもない限り、あまり他大学の入試ではないと思うので、逆に描くことを大事にしているのだなと好感をもちました。1年次のときに取り組んだ「1週間で人間を100人描く」という課題も印象に残っています。実践的なカリキュラムで自分なりの表現方法や感性を磨くことができ、今の仕事にも活かすことができています。
- 粘り強く取り組む力
- Q. どんな人が向いていますか?大前提は建築が好きなことですが、それと同じくらい粘り強さも必要だと思います。設計はスパンの長い仕事で、手掛けているのもほとんどが年単位でようやく形になるものばかり。一つひとつの物件には顧客はもちろん、建築士や施工者等、多くの人が関わるのでコミュニケーション能力も必要です。ただ、自分がイチから考えた設計が現場で実際に建っていく…そのワクワク感は、おそらく皆さんの想像以上なのは間違いありません。モノづくりが好きな人は、ぜひ臆せず設計の仕事にチャレンジしてほしいと思いますね。

現在の「まちづくり」は3名の建築士と協働作業しています。

iPadは協働者にデザインスケッチや設計図を説明するとき重宝します。



















