手術を無事終えた後の達成感は格別です
掲載号:2018年春Vol.10[東京版]

- 東京慈恵会医科大学附属病院(本院) / 泌尿器科医師
- 東京慈恵会医科大学 医学部 卒業
- 伊藤 景紀さん
- 勤務先ホームページ:http://www.jikei.ac.jp/hospital/honin/index.html
- ごく自然に父と同じ道を
- Q. 仕事の内容を教えてください。大まかに外来診療、入院病棟管理、手術の3つのパートに分かれており、日や時間帯によって、それぞれの業務を担当します。それ以外の勤務としては当直が週1回、提携している病院での勤務が週に1日程度あります。この仕事に就いたきっかけは、父が医師だったことです。医師になりたいという強い意志があったわけではありませんが、父の後ろ姿を見て、自然と医師になることを志していました。
- 今ならわかる教養課程の大切さ
- Q. 大学時代の思い出は?東京慈恵会医科大学に決めたのは、父の出身校であったことが大きいです。入学後すぐに医学の勉強をするつもりでいたら、教養課程が2年間あり、当時は戸惑いました。現在では、医学以外に幅広く学ぶことも大切だと思うようになりましたが。
- 手術後の達成感は格別
- Q. やりがいを感じる時は?手術を終えた時の達成感です。手術は比較的簡易なものから複雑なものまで幅広く、短いものでは30分、長いものでは8時間ほどかかります。手術の質に応じてチーム編成もさまざまで、医師1人でこなす手術から、腹腔鏡を用い、医師4人が一丸となって行う手術まであります。手術中はトイレに行くことも水を飲むこともなく、片時も座らずに立ち続けます。それだけに、長時間の手術を無事終えた時の達成感と開放感は格別です。
- 治療方針で悩むことも
- Q. 落ち込んだ時はどうしますか?楽しく働けているので基本的にストレスを感じることはありません。しかし、治療方針の選択では迷うことがあります。医療では正解の選択肢がないことがあり、不本意な結果となって落ち込むこともあります。ですが、その経験から学び、これからの医療に生かせるよう努めています。
- 人と真摯に向き合える人
- Q. どんな人に向いていますか?患者さんとのコミュニケーションが大事なので、人と真摯に向き合える人がいいですね。部活でも勉強でも何かひとつ打ち込むことができる人は、仕事にもしっかり打ち込むことができると思います。

カンファレンス
医局員が集まって治療方針を決める。

手術ビデオ
何十回も繰り返し視聴して手順を叩き込む。バイブルのような存在。



















