会社説明会から海外出張までカバーする
掲載号:2016年春Vol.6[東京版]

- 日本ビジネスシステムズ株式会社 / 新卒採用担当
- 聖心女子大学 国際交流学科 卒業
- 中村 万里さん
- 勤務先ホームページ:https://www.jbs.co.jp/
- 会社説明会の司会や裏方を担当
- Q. 仕事について教えてください。日本ビジネスシステムズは、お客様の業務上の課題を、ITを用いて解決する会社です。採用活動は、会社の将来を担うメンバーを迎え入れる重要な機会。企業経営に関わる仕事と言っても過言ではありません。これまで、会社説明会の開催や採用面接のスケジュール調整を通して社員と関わった回数は、どの部署より多いです。毎年、数千人にのぼる応募者の管理や採用選考、就活生向けの冊子の制作などを担当しています。
- 大学での学び・活動の全てが、今の仕事に役立っている
- Q. 学生時代のことを教えてください。高校では、学年ごとに留学生がいたので、自分から積極的に話しかけて親しくなりました。文化祭でたまたま招待されていたドイツの高校生グループにも、すぐに話しかけにいきました。お互いに拙い英語でしたが、次第に仲良くなり、今でも交流が続いています。聖心女子大学では、2年次に所属学科を選択する仕組みなので、高校生のころの経験から国際交流学科を選びました。教師が英語だけで行う講義も多く、第二外国語も3年次まで必修でした。おかげで英語もフランス語も相当鍛えられましたね。
- 大学での活動や勉強の全てが、今の仕事につながっている
- Q. 大学で経験したことを教えてください。学生会の役員になり、入学式、卒業式などの式典やオープンキャンパスなどのイベントをお手伝いしたり、部活動の予算管理をしたりしました。この経験はとても貴重で、今の仕事に役立っています。例えば、式典では先輩に指示する場面もあります。失礼のないよう配慮するのはもちろんですが、目上の方にも気後れせず的確に依頼をしなければなりません。現在の仕事でも先輩社員や経営陣の役員に頼みごとをする機会は多く、学生会での経験がいきています。あらためて振り返ってみると、大学での活動や勉強の全てが、今の仕事につながっていると思います。
- 高校生だからこそ今のうちに興味ある分野を見つけて!
- 入社4年目に、ボストンで開かれる留学生向けの就職イベントへの出展が決まり、担当を任されることになりました。10年前に出展した実績はあったものの、気軽に資料をデータで保管できる現在とは違い、ほとんど資料が無くて、とにかく事前準備が大変でした。苦労したかたわらで、海外出張が楽しみな一面もありました。英語の資料にも抵抗なく目を通せたのは、これまでの国際交流の経験や大学で語学を学んできたからだと思います。
- どんなことにでも挑戦してほしい
- Q. 高校生へメッセージをお願いします。社会人になると、勉強する時間は自分で作らないと確保できません。でも、学生は勉強することが仕事。自分のために勉強できることは素晴らしいことだと思います。与えられた機会を無駄にしないでほしいです。また、高校生のうちこそ、興味のある分野を見つけることができるチャンスではないでしょうか。いざ、就職活動をスタートすることになってからその分野を見つけようとしても、なかなか難しいと思います。将来、何のプロになりたいかを常に意識しつつ、どんなことにでも挑戦してほしいと願っています。



















